車やバイクの鍵を閉じ込める、インロック・インキーとも呼ばれる鍵のトラブルですが、意外とよく鍵屋に問い合わせが来る内容です。
トラブルが起きる状況
「トランクから買い物の荷物を降ろしている時に鍵をトランクの中に置いたままバタンと閉じてしまった」
「子供をあやすのに手いっぱいでうっかり荷物と鍵を中に置いたままドアを閉めてしまった」
「バイクのシートを降ろしてしまった」
といった、うっかりのトラブルが多くそういった時はスペアキーを使用したり近くの鍵屋に頼み開けてもらえばいいのです。
最近ではリモコンで開けるスマートキーも増えてきており、こうしたトラブルも増えています。
「スマートキーの電池が切れてたまたま車内に置いていたのでオートロックされてしまった」
「スマートキーのセンサーが誤って反応したのか鍵が閉められた」
などなど。車の中に鍵を置いて誤作動してしまうこともあるようです。
がしかし、まだ余裕があるトラブルとは違い、緊急性を伴う鍵の閉じ込めトラブルが発生する事もあります。
緊急性を伴う鍵のトラブル
「夏場に鍵を閉じ込めた際に車内にペットや子供・赤ちゃんがいる場合」
もし24時間出張を行う鍵屋やロードサービスに依頼したとしてもやはり移動時間がかかり、たとえ早く到着しても鍵を開けるには多少の時間がかかります。
その間に車内の温度は高まり、ペットや赤ちゃんが脱水症状で危険な状態になることもあります。
また、エンジンがかかったままであれば、車を発進させてしまう可能性もあります。
そういった時はレスキューに連絡するか、危険でない場所のガラスを割るなどの行動も必要となるでしょう。命が掛かっている場合はより時間がかからない手段を選びましょう。
余裕がある場合は
緊急性がないのであれば、タクシーなどをひろってスペアキーを取りに行くか、鍵屋やロードサービスに依頼して開けに来てもらいましょう。
JAFは仕様が変わっており、
会員ではない方がロードサービスをご利用になる際、所定のロードサービス料金をいただきます。
と表記されていることから、以前の様にその場で入会すれば安くなることはありません。あらかじめ契約しておくか、鍵屋さんをその都度呼ぶと良いでしょう。
キーの閉じ込め料金
JAFは有名ですが、ほかの鍵屋さんを呼ぶのとどっちがお得でしょうか。
だいたいの相場はキーの閉じ込め解錠で、8,000円~12,000円となります。輸入自動車の場合は高くなるようです。
JAFの場合は基本料金8,230円+作業料金が4,650円、トータル12,880円となります。もし入会金2,000円+年会費4,000円払っているなら、無料となります。あらかじめ入っておかないと無料にはなりません。
いつ起こるかはわからないキー閉じ込めですが、2年に1回やってしまいそうなら入っておくと良いかもしれません。またJAFの場合は個人扱いですので、家族はまた別で契約料金が必要です。また30分以上の作業には料金がかかるようです。
家族で2年に1回であれば、鍵屋さんを呼んだ方が安くなることもあります。