安否確認

鍵の緊急トラブル 安否確認

鍵の緊急依頼は鍵屋にとってよくある依頼です。

その中でも何が起こるかわからないのが安否確認の際の鍵開け依頼でしょう。鍵屋さんに聞いた安否確認についての内容をご紹介します。

安否確認を依頼されたら鍵屋がすること

安否確認の依頼の際は様々な確認をする必要があります。なぜなら全くの他人が泥棒目的に依頼してくる可能性があるからです。または別れた旦那・奥さん、彼氏彼女が無断で入ろうとしていることも。なので安否確認の場合、家族以外にも警察や管理人さんが一緒に居て頂くようお願いすることがあります。

どんな時に安否確認を行うのか

安否確認は住居人の家族・娘・息子・親戚の人が、住居人と最近連絡が取れないので鍵を開けてほしいといった場合や、近所の方や管理人の方があの部屋の人を見なくなった、という場合もあります。

または会社の人がいつも通りに出勤してこない、寮にいるはずなのに連絡が一切つかない、警察のほうからの依頼もあります。

安否確認の際は、必ず管理会社立ち合いのもとに鍵開けを行うことになります。

実際に開けた後の状況は?

なにもない状態で安否確認を依頼されることはありません。長期間連絡がつかなかったり、住居人がトラブルを抱えていたり、火のないところに煙はたちません。

鍵を開けた際に残念ながら住居人が亡くなられているケースもありますし、体調を崩して倒れていた、夜逃げをしていたなど現場の状況は様々です。体調を崩している場合早期発見が重要となりますので、やはり依頼された時は緊張感が違います。なるべく早く到着して開けてあげたい気持ちが強いです。

安否確認でつらいこと

鍵屋の仕事はトラブルを解決出来た際などやり甲斐のある作業ではありますが、安否確認など鍵を開けることが出来ても残念な結果であるととてもツライ仕事であると感じます。どの鍵屋さんも1度は経験しているかもしれません。家族が悲しんでいるなか、料金を頂かなければなりませんから。

世の中の鍵はより頑丈に

頑丈な鍵が付いている場合はこうした緊急の仕事の際に、とても時間がかかる事があります。以前は鍵屋のピッキング技術が鍵開けに使われていましたが、泥棒もまた同じ技術で侵入していたことから、ピッキング開けられる鍵が減り今はほとんどが頑丈な鍵に付け替えられて行っています。

防犯性が必要な社会・治安となってきた社会ではありますので、防犯性能が高い鍵が増えることは良いことなのですが、出来る事であれば地域の目・地域の輪を用いて安心・安全な社会を実現し、こういった緊急事態の際もいち早く察知していけるようになれば良いですね。